伝承のための技能明確化手続きについて : 既存技能分析手法の欠落視点からの検討
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概要
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近年、製造業における熟練技能の伝承が問題視されている。熟練技能を伝承しようとするときには、その学習内容を決定するために熟練技能の内容を分析する必要がある。しかし、これまでの技能分析手法には、高度な技能を対象として伝承のための学習項目を抽出するという視点が欠けていた。本論では、熟練技能のデジタル化事業で駆使したさまざまな技能分析手法を整理して、伝承のための技能明確化手続きを構築した。その概要は第1段階 対象技能の選定、第2段階 対象技能の特徴整理、第3段階 技能データの収集、第4段階 技能提示方法の検討である。
- 日本産業教育学会の論文
- 2005-07-31
著者
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