岡山秀吉の手工科教育論の展開過程における米国留学の意義
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概要
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岡山秀吉は米国留学中、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨークへと横断し、ニューヨークを拠点に1年以上を過ごした。予定より半年長い米国滞在であった。彼が重要視した技術教育実践には、ボストン・スロイド養成学校とコロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ附属ホーレスマン校の取り組みがあった。岡山はアメリカン・スロイドに関し、子どもの自己活動より道具の体系的教授の面に着目し、ホーレスマン校の実践では、「現代文明の基礎としての産業」の学習がなされ、人間の生活様式への技術の意義を教える教科と定義された産業科に着目した。
- 日本産業教育学会の論文
- 2004-01-30
著者
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