二者間対面対話における食事の偏在に応じたコミュニケーションの差異の分析(コミュニケーション支援及びヒューマン情報処理一般)
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概要
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会話場面で食事を伴うことにはよい影響があると考えられているが、研究されているのは両者に食事がある場合に限られている。本研究では、食事の偏在により二者間の対面対話にどのような差異が生じるのかを調べた。食事状況について、両者食事有り、両者食事無し、片方のみ食事有りに設定した会話場面をビデオ観察し、また、参加者に質問紙調査を実施して分析した。ビデオ観察より、片方のみに食事がある場合には食事が視線を集める傾向が強く表れること等が分かった。また、質問紙調査より、食事者と非食事者の会話に対する意識にはやや違いが見られ、食事は傾聴スタイルのコミュニケーションを誘発する可能性が示唆された。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-05-23
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