異なる娯楽性を付与したタスクの作業効率比較(インタフェース・評価,エンタテインメントのためのメディアとリアリティ)
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概要
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作業・行動に対する意欲を向上させることを目的とした,娯楽性を持つシステムについて複数の研究が行われている.本研究では,作業効率・意欲の向上に有効とされている娯楽要素のうち,他者との競争,自分との競争,収集の3つに着目し,各要素が作業効率・意欲に与える影響の違いを比較し,より効果の高い要素を明らかにすることを目的とする.実験では各娯楽要素を個別に実装したシステム上で単純な計算タスクを被験者に行ってもらい,計算速度や計算精度などの違いを比較する.実験の結果,3つ全ての要素において,計算問題の作業効率,および作業意欲が向上し,作業効率が最も向上したのは他者との競争,作業意欲が最も向上したのは収集であった.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-05-10
著者
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