Restructuring of Memory Hierarchy in Computing System with Spintronics-Based Technologies
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概要
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現在のコンピュータシステムのメモリ階層においては,性能と消費電力との間のトレードオフが大きくなっており,低消費電力かつ高性能を達成するためにはメモリ階層を再構成する必要がある.このため,スピントロニクス素子を用いた不揮発メモリおよび不揮発論理回路を使用する新たな階層構成について議論する.キャッシュメモリ向けに新規4T2MTJ型SRAMを,メインメモリ向けに高性能センスアンプ回路を組み合わせたPFETベースの1T-1MTJ型メモリを,それぞれ提案する.コア論理回路向けには不揮発ラッチを用いたフリップフロップ回路を開発し,600MHz動作という不揮発回路として世界最高速の性能を実証した.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-04-04
著者
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遠藤 哲郎
東北大学大学院工学研究:東北大学省エネルギー・スピントロニクス集積化システムセンター:東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター
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遠藤 哲郎
東北大学大学院工学研究科:東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター:東北大学省エネルギー・スピントロニクス集積化システムセンター
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