学生のプログラミング演習におけるトークンベースのコードクローン検出手法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
大学等におけるプログラミング系科目のレポート課題において,他人の記述したプログラムをそのまま流用して提出するする行為が問題となっている.このプログラムのコピーを自動で検出する技術に,コードクローン検出技術がある.本研究は,学生の提出する不正コピーの検出に注目した,コードクローン検出アルゴリズムの開発を目的としている.本研究で提案するアルゴリズムは,トークンごとの比較を基礎としており,学生が提出する不正コピーの特徴,たとえば,関数の場所やプログラムの行単位の入れ替えをすべて検出できる.提案するアルゴリズムを実装し,学生 119 名から提出された課題に対して評価実験を行った.目視による判定と比較した結果,学生の作成した非常に短いプログラムにおいて, 36 件の不正コピーのうち 32 件を検出することができた.
- 2012-09-06
著者
-
小島 俊輔
熊本高等専門学校
-
中嶋 卓雄
東海大学産業工学研究科
-
小島 俊輔
熊本高等専門学校ict活用学習支援センター|熊本大学大学院自然科学研究科
-
岩本 舞
熊本高等専門学校技術・教育支援センター
関連論文
- Crawlerの動作特性の統計的分析(セッション4-B:アクセスログ解析と報告)
- 熊本高等専門学校におけるコミュニケーション能力育成の試み
- Crawlerの動作特性の統計的分析(セッション4-B:アクセスログ解析と報告)
- 九州地区高専における情報基礎教育の現状と今後の課題
- 高専体育大会の結果速報のためのWebサーバの構築とその運用
- 八代高専情報処理センターの教育環境整備
- 学寮無線LANの設置と運用
- 時間応答性を考慮したDDoSの統計的検出手法
- 時間応答性を考慮したDDoSの統計的検出手法
- マイコンシステム開発技術習得のための短期PBL教育
- 専攻科サマーレクチャーのためのマイコン教材開発とPBL教育の実践
- 複連結領域の標準領域への等角写像の代用電荷法による構成
- 統計的解析による不正アクセスの検出(セッション6-A:不正アクセス対策(2))
- 統計的解析による不正アクセスの検出(セッション6-A:不正アクセス対策(2))
- χ二乗手法を使った不正アクセスIPパケットの特徴抽出(ネットワークセキュリティ,ネットワーク技術及び一般)
- Ad Hoc無線ネットワークにおけるフラッディングパフォーマンス評価(コンピュータシステム技術,先端的コンピュータシステム技術及び一般)
- 代用電荷法による多重連結領域の同心放射スリット円環領域への等角写像
- エントロピーベースのマハラノビス距離による高速な異常検知手法
- AODVにおけるフラッディング特性評価(セッション2-C:アドホックネットワーク)
- AODVにおけるフラッディング特性評価(セッション2-C:アドホックネットワーク)
- 時間応答性を考慮したDDoSの統計的検出手法 (モバイルマルチメディア通信)
- SYN Flood攻撃に対する検出手法(セッション9-C : ネットワーク攻撃監視・防御(3))
- SYN Flood攻撃に対する検出手法(セッション9-C : ネットワーク攻撃監視・防御(3))
- 熊本高専八代キャンパス学生寮における無線LANの環境整備と運用状況
- 八代高専におけるネットワークトレーサビリティの確保
- 学内LANへの認証システムの導入
- 複合攻撃への検知精度を向上させるχ2手法の提案と評価
- プログラム演習における複雑度を用いたトークンベースの不正コピー検出手法(社会・応用システム,モバイルアプリケーション,ユビキタスサービス,モバイル分散クラウド,モバイルアドホックネットワーク,センサネットワーク,モバイルネットワーク及び一般)
- 学生のプログラミング演習におけるトークンベースのコードクローン検出手法
- マハラノビス距離を用いた難読化マルウェアJavaScriptの検出
- マハラノビス距離を用いた難読化マルウェアJavaScriptの検出