2098 活荷重によるRCおよびPRC部材の変形に及ぼす持続荷重の影響(曲げ)
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概要
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一定持続荷重下にあるRCおよびPRCはり部材について、活荷重相当の荷重を再加力した場合の変形性状を処女載荷した場合と比較検討した。その結果、再加力範囲ではモーメントと曲率の関係は線形を示し、その接線曲げ剛性は処女載荷に比べ再加力場合の方が大きく、RCでは1.8倍程度、PRCでは2.4〜3.1倍となった。また、持続荷重によって平均鉄筋ひずみは増大し、テンションスティフニングは消失する方向に推移するが、再加力した場合には再びテンションスティフニングが生じ、モーメントの増加とともにその効果は大きくなることが認められた。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1996-06-17
著者
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鳥取 誠一
(財)鉄道総合技術研究所 構造物技術研究部
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許 明
宇都宮大学 工学部建設学科
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佐藤 良一
宇都宮大学
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手塚 正道
オリエンタル建設(株)技術研究所
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許 明
宇都宮大学建設工学科
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鳥取 誠一
(財)鉄道総合技術研究所構造システム
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手塚 正道
オリエンタルコンクリート技術研究センター
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