1124 高強度コンクリートの自己収縮応力の予測(乾燥収縮・クリープ)
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概要
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高強度コンクリートの自己収縮応力の予測においては、強度等の物性値の発現速度が速いため、打込み後初期からの弾性係数およびクリープ係数などの正確な推定が不可欠である.既往のCEB・MC1990を修正した推定式を、若材齢においても適用できるように、終局クリープ係数と進行速度を表す係数を修正した.これによる物性値を用い、重ね合わせ原理に基づくFEMで拘束応力を解析した。解析結果は、特に若材齢において、実験値とよく一致した。解析対象のコンクリートと物性値を求めたコンクリートの若干の配合の相違を考慮すれば、本方法は自己収縮応力の予測方法として妥当と考える。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1997-06-09
著者
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今本 啓一
東急建設(株)技術研究所
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許 明
宇都宮大学 工学部建設学科
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楊 楊
宇都宮大学大学院 工学研究科建設学専攻
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佐藤 良一
宇都宮大学
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許 明
宇都宮大学工学部建設学科
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許 明
宇都宮大学建設工学科
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