外国語学習におけるオーセンティックな教材 : グローバルな視点を養うための教材の適切性、選択、授業活動について
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概要
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本稿は、静岡文化芸術大学の英語コミュニケーション1と3の授業における学生の言語スキル向上、特に社会語用論的能力向上のためのauthentic materials(オーセンティックな教材)の活用についての報告である。オーセンティックな教材とは、意図的に英語を学ぶために作成した教育向けの教材ではなく、 現実に存在する素材を使った教材のことである。オーセンティックな教材を導入する背景とその活用のための理論的根拠は、それを活用することで、一般的な教育用テキストに示されているよりも自然な英語、そしてより多くの談話機能を学ぶ機会を学習者に提供できることにある。このようなオーセンティックな教材は、特に、上級クラスの授業やゼミを受講する国際文化学科の学生にとって、大いに役に立つものと期待される。オーセンティックな教材に関する文献をもとに、教材を選定する方法、およびアクティビティを作成する際のガイドラインを提供する。最後にオーセンティックな教材を通じてグローバルな視点を生み出す方法を検討する。
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