モーションブラーを活用したバドミントンシャトルの追跡手法(テーマセッション,実時間処理実空間センシングと環境理解)
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概要
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本発表では,高速移動物体の見え方の特徴を利用することにより,その3次元位置の推定精度を向上させる手法を提案する.高速に移動する物体をビデオカメラで撮影すると,その像はモーションブラーを伴って観測される.モーションブラーは,物体の位置推定処理においては観測誤差として扱われることが多いが,その一方,物体の移動速度の情報を有している.我々は,この特徴に注目し,映像情報から移動物体の位置と速度の両方を観測し,カルマンフィルタを用いて追跡する手法を提案する.応用例として, 2視点で撮影したバドミントン映像を用いて3次元空間中におけるシャトルの軌跡推定を紹介する.
- 2013-01-16
著者
-
北原 格
筑波大学 大学院システム情報研究科
-
北原 格
筑波大学大学院システム情報工学研究科知能機能システム専攻
-
大田 友一
筑波大学システム情報工学研究科
-
北原 格
筑波大学システム情報系
-
宍戸 英彦
筑波大学大学院システム情報工学研究科
-
亀田 能成
筑波大学システム情報系
-
大田 友一
筑波大学大学院
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