河川洪水の危険指標生成モデルの提案(アーキテクチャ/応用,インターネットと情報倫理教育,一般)

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
水害の際に河川監視網から提供される河川水位の観測値は河川の近隣にいる人々にとって河川洪水に対する危険を認識し、被害軽減のための行動に繋げることができる重要な情報となる。しかし、現状の情報は定点のみの観測値であり、近隣の河川の水位や浸水の状況の把握が難しいため災害対応に繋げにくい。そこで本研究では、インターネットを活用して収集した河川の観測値をもとに河川洪水によって起こる危険度合いを示す共通の指標(危険指標)を生成する。実際の観測値を観測点以外の地点も含めた危険指標へとリアルタイムに変換することで専門知識を持たない一般の人々が容易に理解できる情報の提供を目指し、危険指標生成モデルの提案を行う。また、提案モデルを構築し実際の河川水位の観測値と比較し、実測値とほぼ同等の洪水の危険指標を生成できることを示す。
一般社団法人電子情報通信学会の論文
2013-03-07

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク