トランスファラブル・スキルのトレーニングプログラムと活動 (III. センター関連イベント報告 . (5)トランスファラブル・スキル ミーティング)
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概要
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多くの大学の大学院プログラムにおいて,主な目的や理念は,通常,学術研究に関連したスキルと定義されたアカデミックスキルを学生に修得させることが,長く標準または伝統的な前提となっている。歴史的には,大学院学習の基礎となる前提は,ほとんどの部分において,修了生はアカデミックキャリアを追求することであった。しかし,現在,大学院教育において文化的な変化が起こっている。大学院教育の中でのトランスファラブル・スキル(ジェネリック・スキルもしくは21世紀スキルとしても知られている)の役割と位置は世界中で認識されている。トランスファラブル・スキルとは,あらゆる分野とすべてのレベルにおいて, 職業能力の中核を成すスキルや能力である(英国教育雇用省(Department for Education and Employment, DfEE, UK), 1997)。これらスキルには,プロジェクトマネジメント,リーダーシップ,コミュニケーション,チーム作業,問題解決を含む。またこれらのスキルには, モチベーション,当事者意識,責任,エンゲージメント,自信という資質を含む。全米大学雇用者協会(National Association of Colleges and Employers, NACE)が実施した今年の雇用見通し調査によると,これらスキルとより多くが,雇用者が内定者に求める資質である。この調査結果は,英国公式のキャリアサービスを提供するウェブサイト、英国プロスペクタス(Prospectus UK)が公表したリストとちょうど一致している。
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