[奨励講演]パッシブ光ネットワークにおける2値強度レベルを用いた動的帯域割当方式(ポストIPネットワーキング,新世代ネットワーク,ネットワークモデル,インターネットトラピック,TCP/IP,マルチメディア通信,ネットワーク管理,リソース管理,プライベートネットワーク,NW安全性及び一般)
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概要
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本研究では,パッシブ光ネットワーク(PON)における二値強度レベルを用いた動的帯域割当方式を提案する.二値強度レベル方式では,加入者側光終端装置(ONU)は二グループに分けられ,各グループに属するONUは,それぞれ異なる光電力を使用して局側回線終端装置(OLT)へ光送信する. OLTは4値振幅変調(4-PAM)信号を受信するが,PAM復調によって各グループに属するONUの送信ビットを復調する.数値解析の結果,二値強度レベル方式は,2値信号のビット誤り率に比べて5dBのパワーペナルティで,従来方式(グループ化しない動的帯域割当方式:IPACT方式)よりもポーリングサイクルを短縮することができることを示す.また,シミュレーションの結果,二値強度レベル方式の平均パケット遅延は従来方式より大幅に改善されることを示す.
- 2012-09-13
著者
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