2136 ゾノトライト高含有型と在来型モルタルの耐熱性評価(新材料・新工法(材料))
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概要
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低Ca/Si比のセメント系材料を用い,オートクレープ養生を施すことでゾノトライト高含有型硬化体の製造手法を開発した。その圧細鍍は約40N%mm^2,そして110℃乾燥条件下で1年間に生じる収縮量は0-04〜0.06%であった。乾燥条件下ではゾノトライト高含有型モルタルから逸散する結晶水は非常に少なく,ゾノトライト高含有型硬化体中の合成化合物が安定していることを明らかにした。一方,在来型のセメント系モルタルの乾燥収縮量は0.1〜0.13%であり,C-S-Hコロイド表層部から逸散する結合水量が多いためにC-S-Hコロイド間の細孔を肥大化させることを明らかにした。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2007-07-30
著者
-
山本 武志
(財)電力中央研究所 地球工学研究所 バックエンド研究センター
-
廣永 道彦
電力中央研究所
-
山本 武志
電力中央研 地球工研
-
山本 武志
電力中央研究所地球工学研究所バックエンド研究センター
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