1043 フライアッシュを用いたモルタルの自己修復効果(混和材料)
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概要
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本研究は,フライアッシュを用いたモルタルの自己修復効果を把握することを目的として行った。フライアッシュの種類および置換率を変化させたモルタルを作製し,凍結融解試験によって一定の劣化を与えた後の再養生による自己修復効果を圧縮強度,曲げ強度,相対動弾性係数および中性化速度係数の変化を測定するとともに,細孔構造の変化とひび割れ本数との関係について考察した。その結果,劣化後の再養生による自己修復効果が確認され,フライアッシュの自己修復潜在能力は大きいことが明らかになった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2007-07-30
著者
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藤原 佑美
室蘭工業大学
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齋藤 敏樹
北電総合設計 (株) 土木部
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濱 幸雄
室蘭工業大学
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藤原 佑美
五洋建設(株)
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山城 洋一
北海道電力(株)総合研究所 土木グループ
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山城 洋一
北海道電力株式会社総合研究所土木グループ
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齋藤 敏樹
北電総合設計株式会社技術研究所
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齋藤 敏樹
北電総合設計株式会社土木部試験技術室
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