1009 硬質水砕スラグを海砂代替品として利用するための研究(骨材)
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概要
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破砕・粒形改善機によって処理した硬質水砕スラグ4種類を海砂と混合し,コンクリートのコンシステンシーならびに硬化コンクリートの諸性質を調べた。フレッシュコンクリートの空気量は,水砕スラグ混入率が大きくなるほど,一部の水砕スラグに多量に連行される傾向がみられた。スランプおよびブリーディング率は,水砕混入率が大きくなってもほとんど変化は見られなかった。また,圧縮強度は水セメント比55%で,水砕混入率が最大50%までであるが,海砂100%のそれとほとんど変わらなかった。したがって,硬質水砕スラグを海砂と10〜50%混合して使用しても,コンクリートに何ら支障が生じる事が無いものと考える。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2005-06-25
著者
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