2186 圧接鉄筋の疲労性状(疲労・衝撃)
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概要
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2002年,首都高速の鋼製橋脚が溶接部で疲労破壊したことが報告された。RC構造物でも,「ガス圧接」された鉄筋の熱影響部が疲労破壊する危険性がある。本研究では圧接鉄筋の疲労試験を行った。疲労寿命が200万回以上を確保できる,圧接鉄筋の応力度は144MPa程度であった。疲労寿命が200万回以内であれば,普通鉄筋の応力度に対する圧接鉄筋の応力度の比率(疲労応力比)は0.7で十分安全側の値となる。疲労寿命は,空気より熱伝導率が大きい材料で被覆されると気中試験の結果より延びる。このことは,破断時における温度上昇が気中試験のときより小さいことが関係していると思われる。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2003-07-01
著者
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