2176 塑性変形を受けた鉄筋の疲労特性(疲労・衝撃)
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概要
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RC構造物において,せん断補強筋の折り曲げ部,主筋や補強筋のひび割れ面近傍は,大きな塑性変形を受ける。塑性変形を受けた鉄筋の疲労特性は明らかにされていない。本研究では,90度まで折り曲げた後曲げ戻しを行った鉄筋(曲げ加工鉄筋)と最大ひずみ度0.5%〜10%までの引張力をかけた鉄筋(引張加工鉄筋)の疲労試験を行った。疲労寿命は,曲げ加工鉄筋では無加工鉄筋の3割〜5割程度であった。一方,引張加工鉄筋では,最大ひずみ度0.5%〜3%の間は無加工鉄筋に比べて最大で3割程度延びる場合があり(延命効果),3%〜10男の間は短くなった。延命効果は,鉄筋内部の亀裂伸展状況を用いれば説明できる。
- 2004-06-25
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