2105 各種配合のコンクリートの塩分環境下における耐凍害性(耐久性)
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概要
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塩分環境下において,コンクリートの耐凍害性を確保するための条件を,水セメント比,空気量および混和材の使用量などの配合面から検討した。耐凍害性は,これらの配合要因に大きく関わり,とくに適当量の空気量および混和材の使用量とすれば,耐凍害性の向上を期待できる。塩分浸透および細孔構造に関する実験によれば,連行気泡は,塩分浸透に関わらないものの,応力緩和などの作用により,また混和材は,毛細管空隙を減少させて,塩分浸透を抑制することにより,耐凍害性の向上に寄与すると考えられる。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2001-06-08
著者
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藤原 忠司
岩手大学 工学部 社会環境工学科
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張 金喜
岩手大学工学部建設環境工学科
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西城 能利雄
岩手大学大学院 工学研究科建設環境工学専攻
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阿部 哲
東日本旅客鉄道(株)
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西城 能利雄
岩手大学 大学院建設環境工学専攻
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藤原 忠司
岩手大学工学部
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