車載制御ソフトウェアモデルのための差分検出アルゴリズム
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概要
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Simulink などの車載制御モデルを対象に,モデル間の差分を漏れなく検出するためのアルゴリズムを開発した.アルゴリズムは,モデルの対に対応したグラフ対を入力とし,最大共通部分グラフの近似解を貪欲法で求める.Simulink モデルを模したグラフ対 (エッジ数 200-2000 の 4 分木の対) に,このアルゴリズムを適用したところ,実行時間はエッジ数に対して線形増加の傾向を示した.2000 エッジでの実行時間は,Intel Xeon W3520 2.67GHz の計算機上で 3 秒以下であった.
- 2014-03-12