文化遺産を核とした歴史都市の保全と防災COE : 文化遺産防災学の教育研究拠点(21世紀COEからグローバルCOEへ)(<特集>COEおよびGPにおけるシミュレーション&ゲーミング(3))
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概要
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本稿ではまず,平成14(2003)年度に文部科学省21世紀COEプログラムに採択された立命館大学「文化遺産を核とした歴史都市の防災研究拠点」事業について,「文化遺産防災学」という新たな学問体系を創成するに至った社会的・学術的背景を整理した.そして,自然災害だけでなく,人間の外部環境に対する認識や態度が文化遺産保全のリスクになり得ることを指摘した上で,そのリスク・コミュニケーションの手段としてのシミュレーション&ゲーミングの持つ有効性について,21世紀COEプログラムおよび平成20(2007)年度に採択されたグローバルCOEプログラム「歴史都市を守る『文化遺産防災学』推進拠点」を通じた立命館大学の実践的取り組みや研究開発の事例の報告を行った.
- 特定非営利活動法人日本シミュレーション&ゲーミング学会の論文
- 2008-12-25
著者
-
鐘ヶ江 秀彦
立命館大学
-
水田 哲生
立命館大学ceo推進機構
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大槻 知史
立命館大学衣笠総合研究機構
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城月 雅大
立命館大学政策科学研究科
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大槻 知史
立命館大学
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水田 哲生
立命館大学
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城月 雅大
立命館大学
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