小型実証衛星4型(SDS-4)の開発(<特集>小型実証衛星プログラム 第4回)
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概要
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先進的な宇宙用機器・技術の軌道上実証プログラムの一環として,小型実証衛星4型(SDS-4:Small Demonstration Satellite-4)は,2009年1月に打上げられた100kg級スピン衛星SDS-1に続いて,JAXA研究開発本部を中心に開発された.SDS-4は,国内で初めてとなる50kg級の常時三軸ゼロモーメンタム制御方式の小型衛星であり,(1)衛星搭載船舶自動識別システム実験(SPAISE),(2)平板型ヒートパイプの軌道上性能評価(FOX),(3)THERMEを用いた熱制御材実証実験(IST),(4)水晶発振式微小天秤(QCM)の4つの技術実証ミッションを搭載している.開発期間は約2.5年(途中,他ミッション検討,東日本大震災,試験設備故障等を挟んだため,実質2年)の短期間であり,2012年2月に衛星開発完了,2012年5月18日に種子島宇宙センターからGCOM-W1(しずく)相乗り副衛星として打上げられた.本稿では,SDS-4の衛星システム概要,衛星開発プロセスとその特徴,Lessons Learnedについて述べる.
- 2013-11-05
著者
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大谷 崇
宇宙航空研究開発機構
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村上 尚美
宇宙航空研究開発機構
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堀川 雄太
宇宙航空研究開発機構
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堀川 雄太
宇宙航空研究開発機構研究開発本部宇宙実証研究共同センター
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中島 佑太
宇宙航空研究開発機構研究開発本部宇宙実証研究共同センター
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