東北地方新産のタンザワサカネラン(ラン科)とその生育地および花の形態
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概要
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タンザワサカネランは2008年に新種として記載されたラン科サカネラン属の小型の腐生ランで,神奈川県および茨城県のモミ林やスダジイ林で知られていたが,今回,福島県内1ヶ所および宮城県内2ヶ所で自生地が見いだされた.これらの自生地はミズナラ林,アサダ林,スギ植林で,これまで知られていた植生と異なっていた.また,タンザワサカネランは近縁のツクシサカネランと異なり花被片が開かないとされてきたが,花被片の間に直径約1mmの開口部が確認された.
- 2013-08-26
著者
-
黒沢 高秀
福島大学共生システム理工学類
-
山下 由美
奥羽大学薬学部免疫学分野
-
山下 俊之
奥羽大学薬学部免疫学分野
-
移川 仁
青葉山の緑を守る会
-
山下 由美
奥羽大学薬学部免疫学分野:福島大学共生システム理工学類
-
山下 俊之
奥羽大学薬学部免疫学分野:福島大学共生システム理工学類
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