シェル文法の拡張可能な自己文法拡張スクリプト言語
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概要
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ライブラリによる文法拡張は,Erdwegらが提案した新しい言語拡張の方法である.Erdwegらの提案は,パーサと実行環境が分離したJavaで実装されていたが,我々は,Konohaスクリプト処理系のパーサを拡張することで,スクリプト自身による文法拡張を目指している.拡張されたパーサは,字句解析,構文解析,型付けにフックポイントを設けることで,スクリプトによる字句列や構文木の低レベルな操作が可能である.そのため`ls -l | egrep -i'のようなシェル文法をクオート処理することなく,直接Cスタイルの文法に融合する文法拡張ライブラリが定義できるようになった.本論文では,シェル文法の拡張を中心にKonohaの文法拡張機能を報告する.
- 2013-12-25
著者
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