通信被害地域におけるWi-Fi DirectとBluetoothを用いた要救助者に関する情報収集手法の一検討(ホームネットワーク,ユビキタスネットワーク,クラウドコンピューティング,コンテキストアウェア,位置情報サービス,e-コマース及び一般)

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概要

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本論文では,災害時の通信被害地域において,要救助者捜索を支援するために必要な要救助者の情報収集方法について検討する.これまで我々は通信被害地域における要救助者捜索を支援するアプリケーションとしてSOSCast[3]を提案した.しかし,実際の被災地で使用できるようにするためには,通信可能距離や消費電力を考慮したより効率の良い情報収集方法が必要となる.そこで,まず,情報収集時におけるSOSCastの問題点を考察した上で,そこから明らかになった問題点に対する対策方法について議論する.そして,これらの対策方法に基づき,Wi-Fi DirectとBluetoothデバイスの特性の違いを考慮した情報収集手法について検討を行い,電力消費を抑えながら効率良く情報収集ができる可能性を示した.
2012-11-14

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