Non-Volatileメインメモリを用いたチェックポイント・リスタートシステム
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概要
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近年,プロセッサがバイト単位で直接アクセスでき,メインメモリとしても使用可能な不揮発性のnon-volatile(NV)メモリの実用化が進んでいる.NVメモリは不揮発性であることから,メインメモリとしてだけでなく,ストレージとしても使用可能である.本論文は,NVメインメモリを用いたチェックポイント・リスタートシステムを提案する.提案手法は,NVメモリをメインメモリとして用い,またNVメインメモリとファイルシステムが融合されたシステムを用いることを前提とすることで,1)チェックポイントに必要な実行状態の大部分を占めるメモリデータを,そのままチェックポイントファイルの一部とすることによる,チェックポイントの高速化,2)リスタート時にも,チェックポイントファイルのデータを,そのまま実行状態のメモリの一部とすることによる,リスタートの高速化を実現する.提案手法を実装したLinuxを実機上で実行する評価実験を行い,提案手法がチェックポイントおよびリスタートの高速化に有効であることを示す.
- 2013-10-30
著者
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