崩壊地周辺におけるソイルクリープの長期観測
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概要
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Rate of sediment infilling into landslide scars by soil creep is needed to estimate the timing of subsequent landslide activity at a particular site. However, knowledge about the spatial distribution of its activity around the landslide scar is scarce. Additionally, there are few studies on the temporal changes in the soil creep activity in relatively longer periods (i.e., more than several years). At a study site in central Japan, we monitored the spatial distribution and temporal changes in soil creep activity in and around the Kumanodaira landslide by using strain probes and fixed-point surveys of markers. Our observation results showed that soil creep was active above the head scarp of the landslide, whereas soil creep was relatively inactive around the sides of the landslide. Soil creep activity is poorly correlated with the frequency of freeze-thaw as well as rainfall attributes. Soil creep mainly contributes to infilling of the landslide scar via sediment inputs from the slope above the head scarp rather than along the flanks of the landslide.
- 2013-04-25
著者
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外狩 麻子
東日本旅客鉄道
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島村 誠
東日本旅客鉄道(株)jr東日本研究開発センター 防災研究所
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今泉 文寿
筑波大学生命環境系
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外狩 麻子
東日本旅客鉄道株式会社研究開発センター
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島村 誠
東日本旅客鉄道株式会社研究開発センター
-
SIDLE Roy
アメリカ合衆国環境保護庁生態系研究センター
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