スギ・ケヤキ混交林の植栽後10年間の成長経過
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概要
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スギとの混植によるケヤキの用材生産を目指した低密度植栽試験地を秋田県北部に設定した。林地にまずスギを植栽し,その後ケヤキをha当たり400〜600本の密度で同時もしくは2〜4年後に単木状に混交植栽を行った。植栽時の樹高はスギが約30cm,ケヤキが約1mであった。植栽後約10年の時点でスギとケヤキの植栽年の差によってケヤキの成長に明らかな違いが見られ,同時植栽地での成長が最も良く,ケヤキの植栽の時期が遅い試験地では成長が悪かった。
- 東北森林科学会の論文
- 2005-03-31
著者
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