パイプライン型ダイナミック・リコンフィギャラブルアーキテクチャ向けコンパイラにおけるマッピング探索手法(計算機システム,<特集>学生論文)

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概要

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本論文ではデータフローグラフで表現された処理をパイプライン型ダイナミック・リコンフィギャラブルアーキテクチャをターゲットとして,短時間でマッピング解を得られる探索手法を提案する.パイプライン型アーキテクチャは,ストリーム処理に特化したアーキテクチャとして注目されている.しかしながら,パイプライン型アーキテクチャは,データが全てのノードに到達可能でない配線構造をもっているため,既存手法の適用が困難である.そこで,本論文ではパイプライン型アーキテクチャの配線制約を用いて効率的な枝刈りを行うマッピング探索手法を提案する.実験評価では,提案手法と既存手法との比較,提案手法で導入した枝刈り手法の有効性を評価した.更に,提案手法のスケーラビリティを調査するため,アーキテクチャのパイプライン段数や配線に関するパラメータを変動させる評価を行った.その結果,提案手法の優位性とスケーラビリティが示され,提案した枝刈り手法の有効性を確認した.
2013-03-01

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