光源スイッチング方式時分割ホログラフイックディスプレイ(画像・映像処理,学生論文特集秀逸論文,<特集>学生論文)
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概要
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電子ディスプレイデバイスによってホログラフィを再生する電子ホログラフィの問題点として,デバイスの解像度が古典的なホログラムと比較して圧倒的に低いことが挙げられる.この問題を緩和する一つの方法として,高フレームレートのデバイスを用いて再生像を時分割多重化する手法を提案している.提案手法では,高速応答が可能なレーザダイオード(LD)光源のスイッチングにより,従来法のような複雑な光学系や可動部品を用いずに,再生像の時分割多重化を行い,解像度を拡大することができる.提案手法の原理確認のために空間光変調器(SLM)を用いて試作した,解像度を約4倍に拡大したディスプレイシステムを報告している.
- 2013-03-01
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