サービス・ラーニングにおける学生の経験と学習成果に関する研究 : 立命館大学「地域活性化ボランティア」を事例として(<特集>大学教育の改善・FD)
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概要
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本研究では,サービス・ラーニングにおける学生の経験と学習成果を把握し,経験と学習成果の関連を明らかにすることを目的に,立命館大学が開講する「地域活性化ボランティア」の受講生61名に対して質問紙調査を行った.本研究の主な結果は以下の通りである.1)経験として「積極的関与」,「問題解決活動」,「記録・報告」,「他の学生との関わり」,「教員やコーディネーターからの支援」,「現場での協働」,「地域への貢献」,「事前準備活動」という因子が得られた.2)学習成果として,「スキル」,「パーソナル」,「シビック」,「アカデミック」,「インクワイアリー」,「キャリア」という因子が得られた.3)学習成果の種類によって効果のある経験の種類は異なっていたが,総じて「教員やコーディネーターからの支援」の効果が高く,教員やコーディネーターによる学習支援が重要であることが示唆された.
- 2012-12-20
著者
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