教材としての宇宙:答えのない課題を扱う教育プログラム『宇宙箱舟ワークショップ』(宇宙を題材とした教育学研究:人文・社会科学研究成果報告「宇宙教育学」特集号)
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概要
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We have developed an educational program "Space Ark Workshop" aimed at helping students (Elementary students, junior high-school students, and high-school students) learn and think about various scientific and social issues, such as natural environment, biodiversity, cultural diversity etc. This program is carried out in 6-8 groups in a classroom. Students discuss within their groups and try to design the "Space Ark" that emigrates from the Earth to another planet. Through the program, students are expected to discuss issues that cannot scientifically be solved. Additionally, they are expected to know that relationship between species can change depending on our envelopment, and sense of values can also change. One of the characteristics of the program is that the program was developed in collaboration of university staff, students, and K-12 teachers. Another characteristic is that teachers can customize the program to subjects (not only Biology, but also Social studies) and grade. We have tried this program in several schools and museums, and get feedback to help the improvement of the program. In this presentation, we will report the process of development of the educational program.
- 2013-03-00
著者
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水町 衣里
京都大学物質-細胞統合システム拠点
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神谷 麻梨
神戸大学発達科学部
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磯部 洋明
京都大学宇宙総合学研究ユニット
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黒川 紘美
京都大学iPS細胞研究所
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堂野 能伸
京都大学総合博物館
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森 奈保子
京都大学農学部
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磯部 洋明
京都大学学際融合教育研究推進センター
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水町 衣里
京都大学物質-細胞統合システム拠点(WPI-iCeMS)
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神谷 麻梨
神戸大学人間発達環境学研究科
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堂野 能伸
京都造形芸術大学芸術学部
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