障がい児保育を支える理念についての一考察
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概要
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本稿では、「障害者」から「障がいのある人」への「障がい」及び障がい者観のパラダイム転換において、障がい児保育(教育)を支える理念について考察した。とりわけ、障がい者のおかれている生活条件を可能な限りノーマルなものにしようとするノーマライゼーションの考え方を敷衍するとともに、今日的に進展させたインクルージョンの理念について言及した。それらの理念を具体的に推進する考え方として、障壁の除去を意味するバリアフリーから誰にでも公平に利用できることをめざすユニバーサルデザインについて検討した。そして、それらの理念やその理念を実現するための方法の基底にあるものとして、障がい当事者の自己決定について考察したところである。
- 2013-05-00
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