電波の方向制御のための移動デバイスによる電波ブラインド領域における情報通信(インタプライズモデル化技術,一般)

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概要

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近年,災害やアクシデント時の情報通信が重要視されている.従来の災害時の無線による通信方法は,マルチホップによるメッシュ型などが提案されている.しかし,このようなマルチホップ型の通信網を利用するには,事前にデバイスを設置しておく必要があり,不意のアクシデント発生場所やイベントの催し場所にそのような設備が在るとは限らない.我々は,このようなアクシデントやイベントなどの時の無線のブラインド領域からの情報通信を課題とし電波の方向制御のための移動デバイスの提案を行う.環境情報を収集するセンシング機能や携帯電話回線をWi-Fiで利用するために,電波の方向制御をおこなう機能を移動型デバイスに搭載し,電波ブラインド領域と通信可能領域とをルーティングすることにするより,外部との双方向通信を可能とする.
2012-05-19

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