安楽な体位の工夫 : 基本的体位における枕等の物品の用い方
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概要
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自分で体動が困難な高齢者や障害者は活動性が低く,安楽な体位を保つことができるかどうかは生活の質に影響する.また,褥瘡発生のリスクも高い.本研究では,「介護技術」と「看護技術」に関するテキスト・参考書それぞれ5冊,9冊をとりあげ,基本的体位の安楽の工夫に関する記述内容を分析した.内容にはかなりのばらつきがみられ,妥当性に欠ける記述もみられた.上記の結果を踏まえ,仰臥位,半仰臥位(30度),半腹臥位(30度),ギャッジアップ座位(30度)における枕や毛布などの物品を用いた安楽な体位の技法を検討した.
- 日本介護福祉学会の論文
- 2002-10-01
著者
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幅田 智也
北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科
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西方 規恵
白梅学園短期大学福祉援助学科
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幅田 智也
北里大学医療衛生学部
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大槻 恵子
白梅学園短期大学
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大槻 恵子
慶應義塾看護短期大学
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中山 幸代
第一福祉大学人間社会福祉学部介護福祉学科
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