塩化亜鉛を含有する噴霧式口臭抑制剤による口腔内気体中の硫化水素濃度の抑制効果とその効果の持続時間
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概要
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Studies suggest that mouth rinse containing zinc chloride is effective to reduce oral malodor. The purpose of this double-blind, cross-over study was to examine the effects of spray containing zinc chloride on oral malodor. Eight male healthy subjects, aged 20 to 30 years old, prohibited oral cleaning, eating and drinking were participated. Concentration of hydrogen sulfide in morning breath odor was measured by Oral Chroma, a compact and simple gas chromatograph equipped with an indium oxide semiconductor gas sensor. The first study compared the effects of spray with and without 0.1% zinc chloride on suppression of hydrogen sulfide concentration in mouth air. The second study examined the effects of the number of application by spray on reduction of hydrogen sulfide concentration immediately after application and after 30 min, 60 min, 90 min and 120 min. The concentration of hydrogen sulfide was significantly reduced by spray containing zinc chloride. The concentration of hydrogen sulfide was significantly reduced by using spray containing zinc chloride from immediately after application to 30 min; however, the change of the reduction rate from 30 min to 120 min was slight. The 7-time-application by spray containing zinc chloride appeared to be more effective to reduce concentration of hydrogen sulfide after 120 min from application than single application. These results suggest that zinc chloride spray is effective to manage oral malodor. The strength and duration of the effects depend on the number of application.
- 日本健康医学会の論文
- 2010-01-31
著者
-
山本 龍生
神奈川歯科大学社会歯科学講座歯科医療社会学分野
-
阿部 智
神奈川歯科大学社会歯科学講座歯科医療社会学分野
-
平田 幸夫
神奈川歯科大学
-
阿部 智
神奈川歯科大学
-
高西 桂
東京女子医科大学医学部歯科口腔外科
-
森田 眞司
アビメディカル株式会社営業開発部営業グループ
-
平田 幸夫
神奈川歯科大学歯科治療社会学講座
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