RefMaster : レファレンススキル向上を目的としたEラーニング・ゲーム(<特集>サービスとしてのゲーム)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Ref.Masterとは,国立国会図書館が提供するレファレンス協同データベースを活用して開発された,レファレンススキル向上のためのツールである。ゲーム感覚で遊びながらレファレンススキルを学習することができる。また一方で,Ref.Masterは人が遊んだ副産物として,計算機では困難な処理がなされるゲーム「GWAP(Game with a Purpose)」のアプローチを利用することで,レファレンス協同データベースに登録されているデータの品質向上に貢献することも企図している。本稿では,利用者のモチベーションを保ち継続的に学習を続けてもらうためのゲームと,新たなデータ生成という別の目的を持つゲームであるという2つの側面をもつRef.Masterの開発背景や機能のほか,運用から得られた知見についても述べる。
- 2012-12-01
著者
-
岡本 真
ACADEMIC RESOURCE GUIDE
-
岡本 真
三菱自動車工業(株)トラック・バス開発本部エンジン実験部
-
外崎 みゆき
関東学院大学
-
岡本 真
アカデミック・リソース・ガイド株式会社
-
三津石 智巳
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科
-
岡本 真
ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)
関連論文
- 学術情報の自由な集いが生む新たなつながり 第4回ARGカフェ@仙台
- 知りたい気持ちを放っておかない! 図書館を使った調べる学習コンクールに応募しよう!
- 学術ウェブを担うプラットフォームへ ARG創刊10年を機に
- 図書館の再出発-ICU図書館の15年, 畠山珠美, 浅野智美, 久保誠, 黒澤公人, 松山龍彦, 山本裕之, 長野由紀著, 東京大学教育出版, 2007.12.10, A5, 187p., ISBN:978-4-88730-796-4, 定価2,100円(税込)
- 図書館をめぐるすべての人々をツナグ場としての日本図書館協会の可能性 (特集 これからの日本図書館協会)
- Web2.0時代の図書館-Blog, RSS, SNS, CGM(図書館とWeb2.0)
- 市販のツールを活用した、機関リポジトリにおけるデータ登録機能の運用改善案
- Code4Lib JAPAN 「日本の図書館をヤバくする」ために--Code4Lib JAPANの経緯、目的、事業、そしてFlickrを用いたワークショップのねらい
- L-1グランプリ (特集 トピックスで追う図書館とその周辺)
- 「ここが良かった!」「ここが惜しい!」--審査委員のつぶやきを拾いました (特集 発表! 第14回 図書館を使った調べる学習コンクール)
- 大学授業へのTwitter導入の事例報告--大妻女子大学「情報社会論」での経験からの14の教訓 (2009〜2010 学術リソースレビュー)
- 「Web2.0」時代に対応する学術情報発信へ : 真のユーザー参加拡大のためのデータ開放の提案
- 第12回図書館総合展 キハラ株式会社 創業96周年記念講演会 図書館をデザインする--情報デザインと主題プロデュースの手法
- 総論 : ソーシャルサービス活用 : これまでとこれから(ソーシャルサービス活用指南)
- 私立大学における機関リポジトリの構築と運用
- ライブラリーサービスは、いま何ができるか--「saveMLAK」プロジェクトリーダー 岡本真さんに聞く
- レーザ振動計による過渡振動分析法と応用
- 『これからホームページをつくる研究者のために』刊行を前にして : ―いまなぜ研究者の個人ホームページなのか
- シンポジウム報告 電子書籍と学術情報流通,そして電子書籍時代の図書館 (小特集 どう活かす,電子書籍--ウェブメディアで拓く科学技術コミュニケーション)
- saveMLAK-博物館・美術館,図書館,文書館,公民館の被災・救援情報の展開--情報支援・間接支援の活動を中心に (特集 東日本大震災と図書館)
- 基調講演 電子書籍元年に考える「場」としての図書館--その可能性と課題 (2010年度 [私立大学図書館協会]西地区部会 滞在型図書館を目指して--図書館サービスを今一度考えてみよう)
- 図書館のコンピュータシステムの現状に関する調査--2010年度,図書館システム現状調査アンケート結果より (特集 ICT技術と図書館システム環境の変化)
- 学術研究プラットフォームとしてのネットサービスを夢見る : ―新たな学術コミュニティーと学術コミュニケーションに向けて
- インターネットが研究を変えるために : ―業績評価サイクルの確立を目指して
- 理工学関連データの提供--ネットワーク型研究分科会への提案と関連して (1999年度私立大学図書館協会東地区部会研究部研究会講演・研究発表記録)
- saveMLAKウィキにおける共同編集コンテンツ分析の試み
- HT-1-1 Wikimediaを用いた協同による東日本大震災支援の実際 : saveMLAKプロジェクトの経験に基づいて情報専門職の役割を考える(HT-1.大規模災害時におけるソーシャルメディアの知的活用,チュートリアルセッション,ソサイエティ企画)
- saveMLAKウィキにおける共同編集コンテンツ分析の試み (情報処理学会第108回情報基礎とアクセス技術研究会(IFAT)発表論文)
- 図書館支援の反省と課題,そして提案 : saveMLAK, iSPP等の経験から(シンポジウム「東日本大災害と図書館」,第53回研究大会)
- saveMLAKの活動と課題,そして図書館への支援を巡って
- RefMaster : レファレンススキル向上を目的としたEラーニング・ゲーム(サービスとしてのゲーム)
- 震災アーカイブズの現状と課題
- いま、社会教育施設に求められるウェブ活用 : Librahack事件、Code4Lib JAPAN、Gov2.0の3事例から