組織における多声性とカーニバル性
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概要
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知識社会を迎えて、経営組織の現場では多様な専門職の連携が不可欠になってきている。連携を可能にするのは言葉の交換を基本とした対話的交流である。組織における言葉の交換は、権力関係や協調と敵対、価値観どうしの共感と対立といった、複雑な場の中で行われる。それは「場の支配のもとでの言語活動」という特徴を持っている。本論文では「生活の場で生きた統一体として存在している言語」の分析をめざすバフチンのメタ言語学に注目して、場の支配のもとでの言語活動が従っている法則性を、ジャンルという単位として引き出す。ジャンルは認知心理学のスキーマと共通する面もあるが、心理学レベルから社会科学レベルに議論を引き上げる力を持っている。ジャンルの議論を発展させて、対話的交流の世界を多声性として特徴づけ、求心力と遠心力のダイナミックスが組織の持続的発展に不可欠であることを論じる。さらに新たな秩序を生み出すポテンシャル力としてカーニバル的世界感覚を位置づけ、組織の活性化につなげる。
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