『赤十字標章の使用と管理に関する条約・規則・解説集』の編纂
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概要
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赤十字標章は、武力紛争時において医療活動を行う組織、要員及び資機材を保護するために1864年のジュネーブ条約によりその使用が規定された国際特殊標章である。本研究は、同標章の使用と管理を規定する国際文書及び国内文書並びに解説書を網羅した文献集を編纂することにより、標章の使用と管理を行う関係機関がこれらの適正な運用を図ることに資することを目的にする。本稿は、標記研究の成果として平成22年3月に刊行の『赤十字標章ハンドブック〜標章の使用と管理の条約・規則・解説集』([株]東信堂刊)の「はしがき」「目次」「凡例」のみを抜粋し、本研究の概要を解説したものであり、研究の全体像については同書を参照ください。
著者
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