日本語研究論文情報の電子化の実態と論文探索スキル
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概要
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本稿では,日本語研究分野の二次資料である『国語年鑑2008年版』に採録されている2007年発行の雑誌について,どの程度の論文情報(論文の本文や書誌情報)が電子化されているのか,主にCiNiiを用いてその実態を調査した。『国語年鑑2008年版』採録論文の発表媒体として最も多い大学紀要類を調査した結果,調査対象の約4割の雑誌についてはインターネット上で当該巻号の本文が入手できる一方で,情報が得られない雑誌もあることが明らかになった。さらに,この実態をふまえ,論文探索スキルの養成においてどのような点に留意する必要があるのかを考察した。
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