高ベータ自己組織化プラズマにおける理論・シミュレーション研究の進展
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概要
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逆磁場ピンチ,磁場反転配位,スフェロマックなどの高ベータ自己組織化プラズマを対象とした理論・シミュレーション研究の進展について解説する.最初に,Taylor緩和理論から2流体緩和理論への進展の背景を振り返りながら,2流体緩和理論の適用例を紹介する.次に,高ベータ磁場反転配位の輸送理論の現状を示す.最後に,高ベータ自己組織化プラズマを対象とした高性能計算について,最近の解析例や研究成果を紹介する.
- 2012-08-25
著者
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高橋 俊樹
群馬大学大学院工学研究科
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水口 直紀
核融合科学研究所
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水口 直樹
National Institute for Fusion Science
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神吉 隆司
海上保安大学校
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神吉 隆司
海上保安大
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