生活支援技術のアセスメント力を育む授業
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概要
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[目的]生活支援技術の授業で,アセスメントの思考過程を育むよう,探索型学習のプレ演習を実践し,その効果を検討した.[方法]2009年度と2010年度の2年間にわたり,各年度の生活支援技術の授業で9〜10回の「プレ演習」を実践した.プレ演習中の学習活動や対象学生の自己評価などからプレ演習の効果を分析した.[結果]生活支援技術の方法を考える際,その根拠も踏まえて導く思考過程が3パターン確認できた.(1)実践して検証する,(2)根拠から方法を検証する,(3)経験や既有学習の知識から類推する.[結論]各技術のコアとなる2〜3行為を課題とし,その根拠を協調的に考えるプレ演習を実践することで,学生は根拠を踏まえて方法を考える思考過程を育むことができる.
- 2012-04-01
著者
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