生活支援技術項目と卒業時到達度に関する研究
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概要
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[目的]本研究は「生活支援技術」基礎教育内容として,卒業時までに必要な生活支援の技術項目84項目の妥当性を検討する.さらに,それぞれの到達度を試案することを目的とする.[方法]生活支援技術項目の卒業時到達度について,介護実習施設の実習指導者および介護教員を対象に質問紙調査を行った.また,到達度を検討するために,学生が介護実習で基本的に行う生活支援技術の経験度について調査した.[結果]卒業時到達度と経験度について,有意差のある生活支援技術は24項目であった.これら24項目のうち,17項目は到達度と経験度の評価レベルに差はなかった.評価レベルに差のあった7項目は,実習での経験は少ないが,修得の必要性が求められる項目であった.[結論]卒業時までに修得しておく必要のある生活支援の技術項目84項目とそれぞれの到達度の試案を設定することができた(表1).
- 2011-10-01
著者
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