通信モニタ技術を用いた光線路切替工事の効率化(光アクセスシステム・次世代PON、地上・衛星放送システム、衛星通信システム、CATVシステム、イーサネット、伝送監視制御、光ファイバケーブル・コード、通信用光ファイバ、光線路保守監視・試験技術、光ファイバ測定技術、地上・衛星放送関連デバイス・機器・設備、家庭用受信デバイス・機器、ホーリーファイバ、機能性光ファイバ、光ファイバ線路構成部品、光回路部品、周波数有効利用技術、変復調技術、電磁界解析およびシミュレーション技術、無線・光伝送境界領域、光ケーブル布設技術、

概要

論文の詳細を見る
光ユーザ・設備の増加と共に,光ケーブル切替工事の増大が想定される.光ケーブル切替工事では,既設光ケーブル内の光ファイバを切断し,新設した光ケーブルへ接続するため,サービス断が一時的に発生する.一方,切替工事の作業者は工事対象の光ファイバに収容されているユーザのサービス利用状況を容易に確認できないため,サービス利用中のユーザに与える影響を最小限にする事前対応の稼働がかかっている.そこで,GE-PON及びギガメディアコンバータを用いた光アクセス区間のリンク確立や通信状態をモニタリングする通信モニタツールを開発した.また,切替工事は通信モニタに加え,心線対照試験やOTDR試験等複数の試験を行うため,光線路試験システムと通信モニタツールを連携した切替手順を検討し,光線路切替工事の効率化を図ったので報告する.
一般社団法人電子情報通信学会の論文
2011-11-10