大学におけるICT支援-獨協大学の取り組みから-

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概要

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獨協大学では,教務情報データおよび教材のデジタル化を目標に 1996 年に教職員全員にインターネット対応のコンピュータを導入した.しかし,シラバスをデジタル化できたのは,4 年後の 2000 年からである.また,2002 年より全教室にプロジェクタとパソコン,教材提示装置,などが設置されたが,その利用率は 30% 程度であった.このため,教育支援室が設置され教員の ICT 支援を行っていたが,2010 年 9 月より教育研究支援センターとして全学的に教育と研究の支援をする部署となった.また,2010 年 9 月より東棟が新築され,そこの 4 階にコンピュータルームが集中化され,ヘルプデスクも移転された.本稿では,教育支援組織の実態と教育に利用できる支援システムおよび利用実態について述べる.
2012-06-30

著者

立田ルミ
獨協大学

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