初年次生の大学生活への適応に関する調査報告(1)
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概要
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新入生の大学への早期適応は、大学生活に適応できず不登校となり退学する学生を減らし、学生が4年間を楽しく有意義に過ごすために、大学として取り組むべき重要な課題の一つである。本研究では、その解決に必要な基礎的なデータ収集の一環として、初年次生の大学生活への適応に関する実態調査をおこなう。具体的には、大手前大学の2011年度入学生を対象に、1年間に4回のアンケート調査を実施し、大学への適応に関する心理的変化の調査をおこなう。アンケート調査では先行研究をもとに、大学への適応に関する指標として(1)ソーシャルスキル、(2)自尊心、(3)大学生活(姿勢)、(4)大学生活(実際)の4つを使用する。本稿では、4回のアンケート調査のうち2011年春学期に実施した3回(入学直後の研修前後と春学期末)について報告する。具体的には、初年次生全体についての集計結果および男女別・学部別の集計結果について報告をおこなう。
著者
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近藤 伸彦
大手前大学CELL教育研究所
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野波 侑里
大手前大学cell教育研究所
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近藤 伸彦
大手前大学
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野波 侑里
大手前大学
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玉本 拓郎
大手前大学非常勤
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玉本 拓郎
大手前大学cell教育研究所
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