受講者のタイプと完了率
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概要
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eラーニングでは自由に自分で学習をコントロールできるという特徴がある。しかし、その一方でこうした自由から自分ができる以上の科目を受講し、その結果完了することも困難になってしまう可能性がある。大学生においては授業が生活の大きな時間を占めており、これが受講のパターンを形成する要因になっていると考えられる。また、自由とはいっても、実際には学習上の規定や制限がある。本稿では科目の受講状況を明らかにした後、学年別の科目の完了率を検討する。そして、アクセスログから学生の受講にはパターンがあるかどうか確認し、アンケート調査の質問から計画的に受講しているかどうかを明らかにする。計画的に受講しているということは、そこに一定の受講パターンがあると考えられるからである。結果は受講には一定のパターンがあり、科目数も少ないほうが完了率も良いということが明らかとなった。
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