ソリューション・フォーカスト・アプローチにおけるクライエントの満足感について : 協同問題解決満足感尺度による検討
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概要
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本研究は,ソリューション・フォーカスト・アプローチ(以下,SFA)における,クライエントの満足感について検討を行っている。調査対象として,SFAを面接に取り入れているセラピストと面接を行ったクライエント87名(以下,SFA群),および,その他の技法を面接に取り入れているセラピストと面接を行ったクライエント79名(以下,non-SFA他群)を設定した。結果,SFA群とnon-SFA群では,クライエントの満足感,自己認知の変化,他者との一体感のそれぞれの項目平均得点において,SFA群がその他群よりも有意に高かった。さらに,SFA群,その他群では,満足感に影響を及ぼす変数の影響力と種類が異なっていることが明らかとなった。
- 日本ブリーフサイコセラピー学会の論文
- 2008-12-31
著者
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