1-1 遮断遭遇回数を用いた踏切安全性評価手法(セッション1「理論・一般」)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
鉄道総研では踏切の安全性を評価するために、従来から重回帰分析や数量化I類を用いた分析を行ってきている。従来手法では、各踏切で起こった事故件数を目的変数とし、踏切設備台帳から抽出した踏切特徴量を説明変数として分析を行ってきた。これら分析結果から、鉄道の交通量や自動車の道路交通量といった特徴量が踏切の事故要因として大きな影響を与えていることが分かってきた。その一方で、精度向上が課題であった。本発表で提案する手法では、新たな指標として遮断遭遇回数を定義し、当指標を含めた重回帰分析を行った。さらに実際の踏切データに適用させ、モデルの精度が実際に向上することを確認した。
- 2011-11-07
著者
-
松本 真吾
財団法人鉄道総合技術研究所人間科学研究部
-
松本 真吾
鉄道総合技術研
-
畠山 直
(財)鉄道総合技術研究所 人間科学研究部 安全性解析
-
畠山 直
公益財団法人鉄道総合技術研究所人間科学研究部安全性解析研究室
-
松本 真吾
公益財団法人鉄道総合技術研究所浮上式鉄道技術研究部山梨実験センター
-
畠山 直
公益財団法人鉄道総合技術研究所人間科学研究部安全性解析
関連論文
- 地震動の解析モデルに基づいた鉄道のリスク評価手法
- 踏切一旦停止義務の安全性評価
- 踏み切り前での一旦停止義務解除時における踏み切り内での停滞可能性の評価
- 5-2 踏切通行時の一旦停止が安全性に与える影響(セッション5「安全性,リスク」)
- 踏切通行時の一旦停止義務解除が安全性に与える影響 (特集 ヒューマンファクター)
- 4-3 踏切のリスク及び対策効果の評価(セッション4リスク,データ解析,日本信頼性学会第15回春季信頼性シンポジウム報告)
- 4-3 踏切のリスク及び対策効果の評価(セッション4「リスク、データ解析」)
- 6-4 規程・マニュアル類の安全性評価支援手法(セッション6 安全性,理論)(日本信頼性学会第17回秋季信頼性シンポジウム報告)
- 規程・マニュアル類の評価・管理手法 (特集:人間科学)
- 6-4 規程・マニュアル類の安全性評価支援手法(セッション6 安全性、理論,第17回秋季信頼性シンポジウム)
- 規程・マニュアル類の安全性評価支援
- 踏切直前での警報開始に対するドライバーの運転行動評価 (特集 ヒューマンファクター)
- 鉄道総研 踏切の安全対策に資する安全性評価 (踏切事故防止特集)
- 連動装置の安全性仕様と自動検証
- 区分内進路変換法による運動装置の安全性の自動検証 (特集 信号通信技術)
- 踏切通行者を考慮した踏切安全
- 1-2 社会的認知をふまえたリスクマネジメント(1)(セッション1「安全性・リスク(1)」)
- 鉄道における高安全性ソフトウェアへのフォ-マルメソッドの適用 (情報システム)
- 2106 実路データとシミュレータデータを活用した踏切内での停滞可能性の評価(OS9-2 ビークルシミュレータの応用,OS9 ビークルシミュレータの開発と応用,オーガナイズド・セッション(OS))
- 1-1 遮断遭遇回数を用いた踏切安全性評価手法(セッション1「理論・一般」)
- 1-3 積雪寒冷地における冬期気象条件を考慮した踏切安全性評価手法(セッション1「安全性,リスク(1)」)