一般損失最小化に基づくカーネル識別器の学習(テーマセッション,コンピュータビジョンとパターン認識のための機械学習)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では、カーネル識別器の新しい学習手法を提案する。まず、任意の損失や事前確率を扱えるように、ベイズ決定理論に基づいた一般損失最小化(GLM)と呼ぶ新しい学習基準を提案し、本学習基準をカーネル識別器の設計に適用することで新しいカーネル識別器の学習手法を導出する。次に、ソフトマージンSVMもまたGLMの枠組みによって導出できることを示し、提案手法との共通点と相違点を明らかにする。人工データ及びUCI MachineLearning Repositoryの実データを用いた実験によって、提案手法がSVMよりも少ないモデル自由度で同等以上の識別精度を実現することを確認する。
- 2011-08-29
著者
関連論文
- 一般学習ベクトル量子化に基づく学習部分空間法
- 正準化のための学習方法と低品質印刷文字認識
- 一般学習ベクトル量子化の収束性に関する考察
- 2010年度喜安記念業績賞紹介 : 誤照合率0%の顔認証技術を目指して
- 一般損失最小化に基づくカーネル識別器の学習
- 一般損失最小化に基づくカーネル識別器の学習(テーマセッション,コンピュータビジョンとパターン認識のための機械学習)
- 一般損失最小化に基づくカーネル識別器の学習(テーマセッション,コンピュータビジョンとパターン認識のための機械学習)